22日のvuivuiは、中国、韓国、バングラディッシュ、シンガポール、日本の14名の皆さんが来てくれました^^ 初参加は中国1、シンガポール1、日本2名の4名でした。来てくださった皆様、ありがとうございました!
昨日は教室が20人部屋だったので、ちょうどよかったです、人数が少なめで^^
vuivuiの帰り道、一人最寄駅に着いてから小腹を満たすためにお店に入りました。そこで、あるおじいさんが私の前を横切り、私の見える席に座りました。お顔から全体的な雰囲気までも、以前訪問介護でお伺いしていた方にそっくりだったので思わず見入ってしまいました。
96歳で亡くなられたそのお客様は、人として本当に素敵な方でしたし、歴史の生き証人のような、すごいお話をたくさんしてくださいました。時間内で仕事は終わらせていましたが、お話が聞きたくて時間を過ぎても残ってお話を聞かせてもらいました。(本当は良くない^^;もちろん、時間外は無償です)
だけど、お別れも言えずに、この方は急にお亡くなりになりました。
私の会社の決まりで(基本的にはどこの会社もそうなのかな?)ずっと訪問していた方が亡くなっても、お葬式などに行くことはできません。お別れの言葉も言えず、いつも突然、担当していた方の訃報を聞くことになり、自分の中でそのモヤモヤした気持ちをどうにかこうにか、消化しなければなりません。
最期に立ち合えていないからか、昨日店でこの方に似たおじいさんを見たときには、まだ元気だった時のおじいさんが思い出されて涙が出そうになりました。それくらい、私にとってこのおじいさんと接した時間は、たくさんのことを学ばせてもらえた貴重な経験として、今では宝物のように大切なものに感じています。
人間は、その渦中にいるときにはわからないけど、後になって気づくことが多いですよね。あの時はよかった、と。そしていつも印象深く思い出されるのは、「人と過ごした時間」なんですね。あの時はあの人とこうしたよなぁ〜楽しかったよなぁってね。時間が経っても色褪せずに、むしろキラキラ輝いて思い出されたり。。
この仕事を始めて、今まで何人の方の訃報を聞いたことか。。しかも「突然の」です。
私はますます、「今、この時」の大切さを痛感するようになりました。
今では、今のこの幸せな瞬間、楽しい時間は、後々「あの時は良かったよなぁ」ってきっと思い出すんだろうなぁと、逆から?未来の自分から?味わうように感じています。
昨日のvuivuiも、そうでした。
昨日は80代の大先輩と、バングラディッシュの男性と、日本人ボラさんと私の4人のグループでお話ししました。
このバングラの男性はvuivuiに来てからもう半年近くにもなるのに、私は一度もペアを組んだこともなく、ゆっくりちゃんと話す機会もありませんでした。でも本当に感じのいい方で、いつも笑顔で挨拶してくれていましたので、ちゃんとお話ししたいなぁと思っていました。
で、80代の先輩とこのバングラの方にペアになってもらって、初めての顔合わせだったし、様子を見るためにしばらく私もそこのテーブルにいたのですが、だんだん話が面白くなってついにはそこに居座ってしまったわけなんですね。
半年も同じ場にいても、やっぱりちゃんと話をしていないとダメですね。彼について、初めて知ることばかりでしたし、今まで以上に親近感を持てました。そして80代の先輩のお話も面白く、貴重なお話を聞けました。
そして、「とても楽しい時間だった」と感じました。バングラの彼も終わってからそう言ってくれました。
この時間がいつかまた、キラキラした宝物のように感じる日がくるんだろうなぁ、と思いながら、この時間を噛み締め、味わっていました。
「心の財産」とは、人との心からの交流の中で作られていくものだと思います。少なくとも、私自身は今思い返しても素晴らしい瞬間はすべて、人が関係していることだけです。
もちろん、それにはそれを感じられる心、感受性がないとダメで、「ただ何となくそこにいるだけ」、では何も得られないと思います。自分にその気があれば、たくさんの人の波に揉まれる中で徐々に養っていけるものだと思います。
vuivuiのような場は、そういうものも経験できるところであると思っています!まさに人と人との交流、コミュニケーションの場なんですから^^
(昔ね、まだ私が10代だった時、尾崎豊が言ってたのよ、「心の財産を、増やしていって欲しい」って。それをずーっと考えてた。心の財産って何だろう?って。
今ならわかる気がするし、私にはたくさんのそれがある!!って胸を張って言えるよ、尾崎!!(笑))
それではまた次回、7月29日(土)に第2集会室でお会いしましょう!
vuivui登山部の富士登山のお土産話も楽しみにしてるよ!
mie